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親愛?なる トッティさん [サッカー]

2002年からサッカーを見始めたものの、スカパーに入ったのは2008年かそこらだったので、地上波放映されない大きな大会は友人に録画してもらっていた。
そんなわけで、トッティといえば、やたら上手いという話だけは聞くものの、ユーロでポールセン相手にペペペッとツバ吐きした、ちょっとアホな人、というイメージが強かった。
スカパーに入り、ローマの試合を見る機会も増えた今、上手いけど大分アホな人というイメージに変わった。

2006年のW杯、オーストラリア戦ではトッティは大事なPKを決めるが、確か「Calcio+」という雑誌で紹介されていた試合後の彼もアホだった。
トッティ「正直に言うと、最初はクッキアイオで決めてやるつもりだった」
リッピ「クッキアイオをやろうとしてるんじゃないかと心配だった。
『やるんじゃない、やるんじゃない』とつぶやいていたよ」
ブッフォン「あの場面でクッキアイオをやったとしたら、本物のバカだよ」
デロッシ「それでもフラはやる。僕はそう思った」
トッティ「でも、あまりに暑かったんで、考え直した」
デロッシのコメントがトッティの全てを現わしている気がする。

対インテル戦で、トッティが後ろからバロテッリの脚に思い切り蹴りを入れ、一部始終を目撃していたデロッシが「ギャー!」と頭を抱えるという、コントのような映像も見たことがある。
当然ながらトッティはレッドを食らい、ピッチを去った。

最近見た、プロモーション・ビデオか何かのトッティも、実にトッティだった。
ローマの街を走る王子が、階段を登り、仲間が並んで待つところへ向かう。
そこに辿りついたトッティは笑顔で仲間の傍に立ち、カメラの方へ向き直りながらバサァッと無造作にジャケットを脱ぎすてた。
それが後ろの選手に見事にヒットしていたが、そんな些細な事を気にするキャプテンではなかった。

ローマで王子のアシストから点を決めた選手は必ずトッティの元へ行くのに、トッティは、たとえ大ケガ上がりのストロートマンのアシストから点を決めても、まるっと無視して自分セレブレートに勤しんでいた。
選手引退後はローマのフロント入りが濃厚らしいが、ボールを持っていない時はマル・デ・アホな彼が一体何をやるのだろう、と日々首を捻るこの頃。


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