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旅の話:スペイン その3 ドロドロ・バルセロナ [サッカー]

二度目のスペイン旅行では、バルセロナに立ち寄った。
ランブラス大通りを歩いている時にゴリラの着ぐるみ来た人に脅かされて見物人に笑われたり。
ちょうどクラシコがあった夜、騒ぎまくる人々の姿に、通りすがりの(多分)イギリス人が彼の連れに「クラシコがあって、フィーゴがPK失敗してバルサが勝った」と話していたり。
(その夜は遅くまで騒ぎの音が響いていた)
オリンピックのせいか、思ったよりも遥かにモダンな地下鉄に驚いたりと色々あった。
もちろん、有名なサグラダ・ファミリアやガウディ関連の建築物も観光した。
関係ないが、サグラダ・ファミリアと聞くと常に警視庁を思い出す(桜田門)。

バルセロナには2、3日滞在し、ランブラス大通りにあるネットカフェでサッカーの結果を見たり、日本のニュースを見たりしていた。
余談だが、ネットカフェによっては日本語フォントがインストールされておらず、日本のサイトが見られないことがある。

それはさておき、リュックを床に置いて、まったりネットをしている時に、私の席の真後ろを歩いていく男が居た。
不自然なほど近くを通って行ったので、「なんだ?」と店を出ていく男の後ろ姿を見送った。
背の高い黒人だった。
しばらくして店を出ようと席を立つと、リュックがない。
気付くの遅すぎ。
椅子の脚にリュックの肩ひもを引っかけておくか、自分の足で挟んでおくべきだった。
警察署の場所を聞こうと受付に向かう途中で、「泥棒に注意!」の絵つきポスターが目に入った。
気付くの遅すぎ。

警察署に行って荷物を盗まれたことを伝えると、「あ、保険用の書類ねー」みたいな慣れた対応で用紙を渡された。
街歩き用のリュックで、被害額はせいぜいリュックも合わせて一万円程度のものだった。
海外ではスリや泥棒にあう前提で、お金は分散して身につけている。
腹巻き、靴の中、二つの財布。
財布は鈴をつけてチェーンでズボンにつないでポケットに入れる。
(財布+鈴は、海外で数回、女性から「これはいい手ねー」と褒められた)
なので、現金の被害はなかったが、ガイドブックとリュックそのものが取られたのは痛かった。
二つとも現地で買い直す羽目に。
保険に入っていたため、実質的な損はしていないとはいえ、いらん手間を食ったこと、そして人のもの(特に私のもの)を平然と盗んでいく奴は許せんので、とりあえず、ちらりと見ただけの後ろ姿を思い浮かべながら一万円分のバチが当たりますように!と呪っておいた。

どこの誰かも知らないが、きちんと天罰が下されていることを祈る。
思い出したらまた腹が立ってきたので、念のためもう一度、呪っておく。


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