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旅の話:スペイン その2 ドロドロ・マドリー [サッカー]

これまでに行った二度の旅で、二回とも一度ずつ、荷物を盗まれた。
一度目はマドリーの中央駅。
これは置き引き。
大量に荷物を抱えていた私は、ミスタードーナツのポイントを貯めてゲットした赤いミニリュックをベンチに忘れてしまった。
リュックにはカメラや旅行用にダビングしたカセットなどが入っていた。
気付いて戻ったが、もちろん影も形もない。
カメラは諦めるとして、カセットと赤いリュックは返してもらいたかった。
近場のゴミ箱にでも捨てられていないか、辺りにリュックを持っている人はいないか、しばらく探したものの見つからず、駅構内の警察署に向かった。

首都の主要駅の警察署だから、英語の分かる人が一人くらいは居るだろうと思っていた。
甘かった。
こちらもスペイン語で分かるのは「はい」「いいえ」「ありがとう」「トイレはどこですか?」「お願いします」と数字程度である。
コミュニケーションに四苦八苦していると、奥から辞書を抱えた人が颯爽と現れ、「フランス語は話せるかい?」と聞かれた。
ノンノン。

身振り手振り、互いに片言で、どうにか荷物を失くしたことを伝えられたが、カメラが入っていたと告げた途端、警官たちは「ああー(そりゃもうダメだわ)」と声を上げた。
多分、盗難届を出したと思う。
カメラは現地で五千円程度のものを買い直した。

二度目はバルセロナの目抜き通りランブラスにあるネットカフェでの出来事。
これについては次回。


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