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EURO2012のイタリア代表:その3 [サッカー]

対ドイツ戦。
戦前予想では、ドイツ有利だったはず。
この試合の記憶は、観客席にいたスーパー・マリオ&ルイージのコスプレした二人と、バロテッリが前半で二点入れた後に映った、涙を流すドイツ人サポーターの映像が実は意図的に編集されたものだったこと。
あとはゴリラなバロちゃん。
なぜ脱ぐ。
ドイツ人選手たちが国歌斉唱の時にほとんど歌わず、対照的にイタリアは全員(バロテッリさえも)歌っていたことから、国に対する思い入れの違いも敗因みたいな意見がドイツで出たのも、この試合だったか。
ドイツは、自滅した印象が強かった。

スペインとの決勝を前にしたイタリアは、神頼みに行ったり、キエッリーニが「決勝の舞台では疲労なんて吹っ飛ぶ」とか言ったり、バロちゃんが「また点決めるもんねー!」みたいなことを言ったりしていた。

運命の日、生観戦は心臓に悪いので、私は「3-0で負けなきゃいいや」と眠りについた。
イタリアが2-0で勝利する夢から覚めて、ドキドキしながら結果を確認。
3-0での敗戦ではなかった。
4-0での敗戦だった。
なんでも、史上最高失点差での敗退だったらしい。

試合を見ると、2-0になったあと、三人目の交代選手として入ったチアゴ・モッタが負傷でアッという間にピッチを去った。
お、おまえ、何しに出てきたんや…
というか、せめて記録に残る形で去れよ!
レッドとかさ!
これじゃ、記録上はイタリアが11人対11人の戦いで大敗したみたいになっちゃうだろ!!

試合後、キエッリーニは「イタリアは疲れていた」とコメントしていた。
泣くぞ、もう!

モッタと言えば、日本の実況や解説で絶対に「モッタがボールを持った!」とダジャレを飛ばす奴がいるに違いない、と信じていたが、今のところ実況がウッカリ言っちゃったっぽいのを一度聞いただけである。


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